http://www.bookoffonline.co.jp/files/lnovel/pickup/pickup_meisaku.html
紹介作品が多いのでリンク先にて
1980年代以前
SF作品やファンタジー作品の表紙にイラストをあしらった小説が登場しました。1986年以降、角川スニーカー文庫や富士見ファンタジア文庫の刊行がはじまり、この頃からファンタジー小説の人気が高まりタイトル数も増えていきました。
1990年~1994年
ライトノベルの黎明期。名作から迷作まで数多くのラノベが登場しました。この頃からラノベを読んでいたファンは懐かしさとともに、この頃を知らないラノベファンは新たな再発見とともに、古き良き新しいライトノベルを手にとってみてください。
1995年~1999年
ライトノベルが一定の地位を築きはじめ、人気アニメやゲームのノベライズ作品が多かったのも特徴です。ライトノベルによるメディア展開が盛んにおこなわれました。この頃のタイトルをながめていると、あのアニメの小説あったのか、と意外な発見があるかも。
2000年~2004年
良質なライトノベルが多数生み出され、テレビアニメの原作としても注目されはじめた2000年代前半。漫画家にかわってイラストレーターが挿絵を描く本が増えてきたのも転換点のひとつです。この頃から「絵師」という言葉が使われはじめ、2002年くらいにはファンに浸透していたようです。
2005年~2007年
2005年からラノベ原作のアニメが爆発的に増えはじめました。『ハルヒ』『シャナ』『ゼロの使い魔』『バッカーノ!』など。GA文庫、HJ文庫、ガガガ文庫が次々ライトノベルに参入し、長引く出版不況とは無縁にラノベ業界全体が活気にあふれていました。
2008年~2009年
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』に代表される『○○の××が△△』のようなタイトルが目立った2000年代末期。『とある魔術の禁書目録』の影響もあってか、新人賞の応募作品は学園都市を舞台にしたものが増えたそうです。
2010年~2011年
日常系などとともにギャグラノベやあるあるラノベが発展した年でした。『俺ガイル』『デート・ア・ライブ』『僕の妹は漢字が読める』がギャグ・あるあるの代表格です。くだらないけど笑えるラノベがブームとなりました。『僕は友達が少ない』のTVアニメがはじまり、のちに実写映画化にまでいたる一大ムーブメントを築きます。
2012年
2003年に『涼宮ハルヒ』からはじまったラノベブームは、2012年の『ソードアート・オンライン』で頂点をきわめます。Webを中心に新聞や雑誌など各メディアへの露出が多くなり、ラノベファン以外へのラノベ認知も高くなってきました。2014年くらいに放送のアニメ化作品はこのあたりのラノベが原作になっています。
2013年
2013年に放送されたラノベ原作のTVアニメは29本。なかでも『俺ガイル』『はたらく魔王さま!』の人気はとどまることを知りませんでした。『ビブリア古書堂の事件手帖』がTVドラマ化し、読書人に広く影響を与えたのも印象深いです。また、数多くのネット小説とボカロ小説が生み出された年でした。
2014年
異世界を舞台にしたネット小説が加速をつづけるなかで、バトルファンタジーや戦記ものも堅実に人気を集めてきています。実在の場所を舞台にしたご当地ラノベも増えつつあり、その地域に思いを馳せながらたのしめるのが特徴です。
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